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::: 説  教 :::


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Name   T・Y
Subject   11/30アドベントT:信仰のアドベンチャー ルカ1:5〜23
☆聖書箇所       ルカ1:5〜23

 5ユダヤの王ヘロデの時に、アビヤの組の者でザカリヤという祭司がいた。彼の妻はアロンの子孫で、名をエリサベツといった。
6ふたりとも、神の御前に正しく、主のすべての戒めと定めを落ち度なく踏み行っていた。
7エリサベツは不妊の女だったので、彼らには子がなく、ふたりとももう年をとっていた。
8さて、ザカリヤは、自分の組が当番で、神の御前に祭司の務めをしていたが、
9祭司職の習慣によって、くじを引いたところ、主の神殿に入って香をたくことになった。
10彼が香をたく間、大ぜいの民は皆、外で祈っていた。
11ところが、主の使いが彼に現れて、香壇の右に立った。
12これを見たザカリヤは不安を覚え、恐怖に襲われたが、
13御使いは彼に言った。「こわがることはない。ザカリヤ。あなたの願いが聞かれたのです。あなたの妻エリサベツは男の子を産みます。名をヨハネとつけなさい。
14その子はあなたにとって喜びとなり楽しみとなり、多くの人もその誕生を喜びます。
15彼は主の御前にすぐれた者となるからです。彼は、ぶどう酒も強い酒も飲まず、まだ母の胎内にあるときから聖霊に満たされ、
16そしてイスラエルの多くの子らを、彼らの神である主に立ち返らせます。
17彼こそ、エリヤの霊と力で主の前ぶれをし、父たちの心を子どもたちに向けさせ、逆らう者を義人の心に立ち戻らせ、こうして、整えられた民を主のために用意するのです。」
18そこで、ザカリヤは御使いに言った。「私は何によってそれを知ることができましょうか。私ももう年寄りですし、妻も年をとっております。」
19御使いは答えて言った。「私は神の御前に立つガブリエルです。あなたに話をし、この喜びのおとずれを伝えるように遣わされているのです。
20ですから、見なさい。これらのことが起こる日までは、あなたは、ものが言えず、話せなくなります。私のことばを信じなかったからです。私のことばは、その時が来れば実現します。」
21人々はザカリヤを待っていたが、神殿であまり暇取るので不思議に思った。
22やがて彼は出て来たが、人々に話すことができなかった。それで彼は神殿で幻を見たのだとわかった。ザカリヤは、彼らに合図を続けるだけで、口がきけないままであった。
23やがて、務めの期間が終わったので、彼は自分の家に帰った。

☆説教      信仰のアドベンチャー

今日はザカリヤを見ていただきます。ルカの福音書、ちょっと最初もう一回読んで行きますね。
イエス・キリストの誕生はルカの福音書によりますと、このザカリヤの話で始まります。1章の5節です。

 5ユダヤの王ヘロデの時に、アビヤの組の者でザカリヤという祭司がいた。彼の妻はアロンの子孫で、名をエリサベツといった。
6ふたりとも、神の御前に正しく、主のすべての戒めと定めを落ち度なく踏み行っていた。
7エリサベツは不妊の女だったので、彼らには子がなく、ふたりとももう年をとっていた。
8さて、ザカリヤは、自分の組が当番で、神の御前に祭司の務めをしていたが、
9祭司職の習慣によって、くじを引いたところ、主の神殿に入って香をたくことになった。
10彼が香をたく間、大ぜいの民は皆、外で祈っていた。
11ところが、主の使いが彼に現れて、香壇の右に立った。
12これを見たザカリヤは不安を覚え、恐怖に襲われたが、
13御使いは彼に言った。「こわがることはない。ザカリヤ。あなたの願いが聞かれたのです。あなたの妻エリサベツは男の子を産みます。名をヨハネとつけなさい。

ということで、バプテスマのヨハネの誕生が始まっていきます。

アドベントというのは、日本語では待降節(たいこうせつ)といいます。キリストが降りてこられるのを待つ時期です。
アドというのは、ラテン語である方向を指す言葉で、ベントというのは、行くという言葉ですね。
ある方向に向かって行くというラテン語から、アドベンチャーという英語も出てきます。アドベンチャーにも行くという概念が含まれていますよね。で、私たちはそれを冒険という言葉で記します。

何かが起こる。思いがけないことが自分の前に立ち現れる。それに向かっていく。そういう期待感が込められているのがアドベンチャーです。
もちろん私たちの外から新しい出来事として起こる事件のほとんどはよいことではないですね。
新しいということだけでも大変であり、思いもかけない不測の事態のその中にあっても、期待しなさいと言われている。

私たちは直ぐに応答ができない。それがザカリヤです。直ぐに応答ができない。はい、そうですか、とは言えない。
クリスマスの出来事を担った人々は、み〜んな驚いて恐れおののいています。
ザカリヤ然り、エリサベツ然り、マリヤ然り。しかしマリヤは信じるのが早かったですね。ヨセフが一番戸惑った人物でありましょう。
クリスマスの夕べ、天の使いが夜空に現れて、そして讃美歌を歌い、救い主の誕生を知らせられたあの羊飼いたちはどれほど驚いたか。
文字通り冒険しながら旅をしてくる東方の博士たちも、そう簡単にこの新しい出来事を受け入れることができなかったに違いない。
でもそこに現れてくるのは天の使いです。あるいは導くのは天の星です。

皆さん天の使いって、会ったことあります(笑)?きっと中にはいらっしゃるんじゃないかなと思います(笑)。
私(藤本牧師)はないですね。私にとってはひかりちゃんは天の使いに見えますけどね(笑)。天の使いがいるんだったら、ひかりちゃんのような感じかなと思いますけれど……
でも聖書でいう天の使いはミカエルのような戦士であったり、あるいはガブリエルのように神のみ告げを知らせる者であったり。

でも私は新しくアドベンチャーに飛び込んでいき、不測の事態に見舞われる時に、必ず天の使いは私たちを導き守ってくださるだろうな、という温かな思いは大切にすべきだろうなぁと思います。
全く未知の世界、新しい世界に飛び込んでいくときに、多くの苦労を背負うだろうなと予想しつつも、期待を持てるのは、神がともにいてくださるから、神が導いてくださるから、神さまがいろんなことを教えてくださるから。
神さまが祝福してくださることを信じているから、私たちはアドベンチャーができる――それがクリスマスに向かう私たちの姿勢です。
それをザカリヤのアドベンチャーから見ていただきたいと思います。

1)ザカリヤはごくごく普通の人でした。

アドベンチャーとは程遠い普通の祭司でした。
6節に「ふたりとも、神の御前に正しく、主のすべての戒めと定めを落ち度なく踏み行っていた。」というこの言葉、この表現に、ザカリヤのすばらしさを見出すのはA型の人でしょうね?(大笑)
私(藤本牧師)はB型ですから、ここに何の魅力も感じない(大笑)。
ま、御前に正しく行っていて、主の戒めと定めを落ち度なく、非難されることなく、踏み行っていたのはすばらしいことです。
でもだからどうなの?って考えてしまうのが、私はB型ではないかと思います。
つまり、普通のことを、自分に課せられた使命を、普通に成し遂げていて、それでどうなの?
ま、なかなか、私たちは自分に課せられた使命を普通に成し遂げることができない者たちでありますので、そんな大きなことは言えないのですけれども、一言で言えば、神さまの御前で、真面目で真実で忠実な人間であったと。
でもそれが決して特別な賜物と関わってないです。特別な能力、際立っていた信仰とも関係ないです。
神さまは一体何故ザカリヤをお選びになったんだろうかと思いますね。

キリストの誕生とともに、キリストの前を走るバプテスマのヨハネという人物が生まれます。
そのバプテスマのヨハネの父親となるために、ザカリヤが選ばれたんですね。
バプテスマのヨハネの働きというのは、これは偉大な働きをします。
15節からちょっと読んでいきますが――

15彼は主の御前にすぐれた者となるからです。彼は、ぶどう酒も強い酒も飲まず、まだ母の胎内にあるときから聖霊に満たされ、
16そしてイスラエルの多くの子らを、彼らの神である主に立ち返らせます。
17彼こそ、エリヤの霊と力で主の前ぶれをし、父たちの心を子どもたちに向けさせ、逆らう者を義人の心に立ち戻らせ、こうして、整えられた民を主のために用意するのです。」

こうして民を整え、イエス・キリストの神の国の到来に備えるのがバプテスマのヨハネの仕事でありました。
やがて公の働きに立ったイエス・キリストは、バプテスマのヨハネのことをこう言います。
「女から生まれた者の中で、彼ほど偉大な人物はいなかった。」(***マタイ11:11)
奇妙な言い方に聞こえますが、女性から生まれない人はいませんから、一言で言えば人類の中で彼ほど偉大な人物はいなかったということです。

それほど偉大な人物であるバプテスマのヨハネがいま誕生する時期にさしかかった時に、父親となるべきザカリヤが選ばれました。
そしてそのザカリヤは特別に様々なことは書いてありませんが、ごくごく普通の人であったのではないかと思います。
なぜ神さまはザカリヤをお選びになったのであろうか?

それはもしかしたらザカリヤは、私たちととても似ていたからではないかと思います。
これといって優れたところはない。でも自分に与えられた務めにベストを尽くし、時に香壇で香をたく特権が与えられ、祭司たちは庭にいますから、くじを引いてその番が当たるというのは一生に一度あるかないか。
でもこの時、香をたく特権が与えられ、そして祭壇の外ではみんなが祈っているのです。他の祭司たちが祈っているんです。
でもほとんど今までの人生の中で、彼は祈られる側でなく、神殿の外で祈る側の人物だった。
それほど日の目を見ない。祭司族に生まれ、祭司として奉仕して、選ばれることはないかも知れないけれども、しかし淡々と主の御前を生き、神の御前に正しくその定めに従って生きようと努力してきた人物であります。
その彼には望みがありました。子どもが欲しいと。でもなかなか叶いませんでした。
叶わないから、それで良しとしてきました。でも、どんなに叶わなかったとしても、自分の人生を諦めたり、自分の仕事を捨てるということはしませんでした。

そこにある日天使が現れ、彼の人生の設計図を書き換えてしまう。13節――

13御使いは彼に言った。「こわがることはない。ザカリヤ。あなたの願いが聞かれたのです。あなたの妻エリサベツは男の子を産みます。名をヨハネとつけなさい。

「こわがることはない。ザカリヤ。あなたの願いが聞かれたのです」――そうして老齢の夫婦に子どもが与えられるのですね。
アドベンチャーは、予期せぬ出来事は普通の人に降りかかります。それは降って湧いたアドベンチャーでありまして、自分たちが設計したわけではない。
それほど願っていたわけでもないわけですが、これをもって彼の人生設計は神さまによって完全に書き換えられていきます。

設計図は書き換えられていくんです。
私たちの人生の設計図は一体何回書き変えたんだろうと思う。
そして人生は予期せぬ方向へ持って行かれてしまいます。

私は(藤本牧師)は車に乗る時には、カーナビに頼りますけれども、一旦目的地を設定しますとカーナビが勝手にルートを考えます。
そして私はふと思って、あ、あそこに寄らなければいけないと思ってルートを変えますと、カーナビがしつこく何度も何度もリルートします(笑)。
一生懸命、カーナビはもとのルートに戻そうとします。「そこでUターンして戻れ」と。
いや、一体いつカーナビは諦めてくれるんだろうと(大笑)言いながら、違う方向に走っていくんですけれども、30分ぐらい「リルートします。リルートします」と言うので、「しつこいカーナビだなあ」と思って電源を切っちゃうんです(大笑)。

私たちはね、一旦決めたルートをどこまでも行こうとしますね。
そして神さまが私たちという車を違う方向に持っていきますと、私たちの頭はいっつも「リルートします。リルートします」。
神さまは「一体いつこの人は諦めるんだろう?わたしがこの人の人生の設計図を書き換えたのに」ともしかしたら思っておられるかも知れない。

ザカリヤは神さまが書き換えられたその出来事を直ぐに受け取ることができませんでした。であるがゆえに、彼は言葉を発することができなくなります。
次に言葉を発することができたのは、その男の子が生まれてからようやく言葉を発することができるようになります。
自分たちはもう老齢だし、これで普通の人生を閉じることを考えてきたのに、神さまはなんで今頃になって、自分の人生をがらっと書き換えるのか?
もし私たちに心の願いがあったとしたならば、なぜ神さまはもっと早く答えてくださらなかったのか、どうしてこんな時期になって、神さまが答えたと仰るのか?
もう悶々とザカリヤは考えたに違いない。

11月22日に英兄のお母様、ななよ姉が天に召されました。
私たちはほとんど病院に行く機会がなくて申し訳なかったなぁと思います。
洗礼のために一度伺い、それから聖さんのために病院に伺いました。
もちろんその間、英兄姉はお母様に一生懸命伝道され、そして最後お母様は英兄に「あなたが信じている神さまを私も信じたい」と、仰ったんですね。
これまでも肺炎になったり危ない場面もありましたが、それでも100歳を超えて天国に召されました。

病院に入られてから、何度も何度も、この御家族の方々は週に何度も、病院にいらっしゃったと思います。私はもしかしたら、病院にいらっしゃるということは辛かったんではないかなぁと思うこともありました。
それはある時期ご飯が食べられなくなって、胃瘻(いろう)になりましたね。
栄養は自動的に胃に運ばれますから、病院ではとっても温かなケア。非常にケアの届いた病院でした。しかし胃瘻の人生であったとしても、ベストなケアを受けておられたとしても、お年を召されれば身体も小さくなる。そして認知症もそれなりに進んでしまいます。ごめんなさい。そういうすばらしい病院にご家族の方を入れられている方もおられると思います。
こういう話はすべきでないのかもしれませんが、胃瘻している間に認知症も進みます。

私(藤本牧師)はある時、晩ご飯の時間に病院で失礼したんですね。晩ご飯の時に、胃瘻の袋が廊下に並びました。
私はそれを見たのは初めてでしたので、食事の時間には廊下に食事を載せたトレイが並びますよね。その代わりにこの方にはこういう栄養、この方にはこういう栄養という胃瘻が並ぶんですね。
それをご覧になった時に、ご家族の方はもしかしたら胃瘻することで、却ってお母様に労苦を課してしまったんじゃないかと思われたんではないかなと思います。

葬儀が終わって、英兄からお電話をいただきました。で、胃瘻をすることによって却ってお母さんに人生の苦労を課したと悩んだこともあったと。
でも振り返ってみると、その期間があったからこそ、お母さんはイエス・キリストを信じて救いの恵みにあずかることができた。その期間があったからこそ、お母さんは神の子どもとされる恵みを受けることができたんだと。
私(藤本牧師)はそれを聞いて、とても心が温かくなりました。
そして、なるほどなぁ、これがクリスマスの信仰だなぁと思いました。

つまり英兄は高校生で信仰を持たれたのですね。友人に誘われてキリスト教会の集会に行って、洗礼をお受けになった。ず〜っとクリスチャンですね。兄弟の面白い証しを兄弟に代わって披露するのはちょっと申し訳ないのですが――
高校の時に冬休みに帰って、自分は洗礼を受けたということを言ったら、意地の悪い奴がいて、「英、お前がクリスチャンか。だとしたらさしずめ俺はキリストだな」(大笑)と。それを聞いて、ほんとに面白いことを(***吹き出して)言う奴だなぁと思いましたけれども(笑)……。

英兄はクリスチャンになってから、ず〜っと家族の救いの事を祈ってこられたと思います。ず〜っと祈ってこられた、特にお母さんの救いのことを祈ってこられたと思うんですね。それが長年の願いとなったことでありましょう。
それが、こんな最後に、こんな形で叶えられるとは、想像もしておられなかった。
胃瘻することでお母さんに負担をかけたんじゃないかなぁ、と心に一つの重荷が与えられ、でも神さまはそれを用いられて、その時期に洗礼にあずかり、神の子どもとされたというのは、何とも言えないザカリヤですね。

難しい事態に立たされた時に戸惑う私たちの姿は12節に書いてあります。私たちも戸惑います。「これを見たザカリヤは不安を覚え、恐怖に襲われた」と。
私たちもまた、予期せぬ出来事に不安を覚え、恐怖におののくザカリヤと同じです。
そしてそんな私たちに主の使いは言います。13節「こわがることはない。あなたの願いは聞かれたんだよ。いや、あなたの願いは聞かれているんだよ。あなたの願いはず〜っと聞かれているんだよ」と。

大した信仰ではないかも知れない。迷うことも疲れることもあるかもしれない。それでもベストを尽くして、神さまの御前に生きている私たちに、御使いは語ってくださるのではないでしょうか?
「あなたの人生設計は神さまによって書き換えられた。でも、おそれることはない。神さまによってあなたの願いは聞かれている。
あなたは祈ってきただろう。あなたは祈られてきただろう。恐れることはない。神さまは不思議な方法で、あなたの願いを聞いてくださる。」

2)そして最大の慰めは、ザカリヤの信仰や祈りにあるのではないです。最大の慰めは,神さまの憐れみにある。

それは彼の名前が語っています。
ザカリヤという名前は「神はあなたを覚えておられる」という意味です。
神はあなたを忘れていない。神はあなたを顧みてくださるというのが、ザカリヤ自身の名前でした。
あなたの願い、あなたの祈り、周囲の祈りに神さまは背を向けるようなお方ではない。
神さまはあなたの祈りを、あなたの家族の祈りを、あなたの兄弟姉妹の祈りに耳を傾けておられる。

ザカリヤにしてみれば、願いが聞かれるならもっと早い方がよかったに違いないんです。
こんな形で聞かれるとは想像もしていなかった――それが人生のアドベンチャーなのかもしれません。
予期せぬ曲がり角を曲がらされ、考えたこともない道を通らされ、でも天使ガブリエルは私たちの前にも現れて語ります――「おそれることはない。神さまはあなたを覚えておられる。あなたの祈りを覚えておられる。」

ザカリヤは一瞬戸惑いました。信じられませんでした。それがゆえに言葉を失うことになります――これも私たちと同じでしょう。
私たちも突然人生の地図を書き換えられたら、はい、そうですか、と言うことはできません。でも、ザカリヤは祈ります。黙って祈ります。
しばらくして彼に言葉が戻ってきます。
そして彼の内に神さまのあわれみを味わう余裕が出来て、神さまが書き換えられた方向へ沿うように、彼は自分の人生を受け止めていきます。
ちょっと彼の賛美を見ていただきたいと思いますが、1章の67節から始まります。

67さて父ザカリヤは、聖霊に満たされて、預言して言った。
68 「ほめたたえよ。イスラエルの神である主を。
  主はその民を顧みて、贖いをなし、

主はその民を覚えていて、顧みてくださる。72節をご覧ください。

72 主は我らの父祖たちにあわれみを施し、

覚えていて、顧みて、主はあなたにあわれみを施してくださる。73節をご覧ください。

73  われらの父アブラハムに誓われた誓いを覚えて、

アブラハムに誓われた誓いを覚えていてくださる。主は約束を覚えていてくださる。
78節を見てください。

78 これはわれらの神の深いあわれみによる。

そしてそのあわれみにより、あなたはアドベンチャーを受け止めて乗り越えていくことができる。

2014年11月、洗礼を受けたななよ姉は静かに天国に帰られました。ほんとに静かに帰っていかれました。
天使ガブリエルが耳元できっと語ってくださったに違いない。
「これは全てあなたの家族の祈りが覚えられ、わたし(神)の憐れみによるんだよ」と、いうことを耳元で囁かれて、ガブリエルはななよ姉を天国に連れて行かれたんだと思います。

3)さて、このアドベント、祈りと願いを与えてください。

今申し上げたようなストーリーは祈りと願いのない者には全く意味のないこと。
祈りと願いをなるべくたくさん与えてください。
その祈りと願いを、祈ることに飽くことなく、疲れることなく、祈り通す力を私に与えてください。

私は普通の人です。急にあなたが地図を書き換えられたら、リルートすることしか考えないような者です。でもどうかあなたが書き換えられたその新しい地図に自分の人生を沿わせることができるように、あなたの憐れみによるんだということを私に教えてください。
私がどんな苦しみに会い、どんな試練の中にあったとしても、あなたの約束を貫いてくださるという約束を私に与えてください。
もし与えられたのであれば、その約束が自分の名前であるかのように、あなたの憐れみにいのちをかけることができるように、私たちに、地味で結構です、信仰を与えてください。

私たちの家族で気にかかっていることがありますでしょう。
自分の健康のこと、自分の将来のことで、気にかかっていることがありますでしょう。
どうかこのアドベント、それらを新しくして、主の御前に期待する者でありたいと思います。

☆お祈り

恵み深い天の父なる神さま、「恐れることはない。あなたの願いは聞かれた」という願いがなかったとしたならば、こんなに残念なことはありません。
あまりにも聞かれないと、私たちは願いなきがごとくに進んでいきます。どうかどんな課題もあなたに祈り、どんな小さな不測の事態もアドベンチャーとして捉え、祈ることができますように。
そして祈りに答えられるクリスマスでありますように。クリスマスを超えて、私たちの祈りが答えられていきますように、励ましてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン。

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