エレミヤ32:9〜25
今年も色んなところを通過してきたでしょうか。
古川先生も本当にさまざまなことがあったそうです。 彦根の奉仕や、卒論、高津教会への任命・・・ そして、本当に高津教会のことをよくわかってらっしゃるんだなとわかりました。 高津教会は牧師、役員が主権ではない教会です。 そこには常に神様が中心におられて主権を握っていることがよくわかります。そして、古川先生自身も癒されたとおっしゃっていました。 本当にそこにはあたたかい高津教会の姿が見えました。
聖書のエレミヤ32章の祈りの状況を見ていきます。 1、2節を見るとよくわかります。 ユダの最後の王のこと、ユダの国が崩壊する直前の様子が描かれています。
そんなときにエレミヤに与えられた神様の言葉は ⇒25節「銀を払ってあの畑を買い、証人を立てよ。」 =来年はこの国がなくなるのに、土地を買えというものでした。
さらに9節をみると土地の値段がわかります。 17シケル=約70万円 今、この土地を買っても自分のものにはならない。
みなさんはどうですか? Q今買っても自分のものにはならない70万円の土地を神様が買いなさいといいました。みなさんは買いますか?買いませんか。
私たちは時に勇気がなく買うことができないかもしれません。(大金だし、自分のものにならないし・・・)
でも・・・
エレミヤの答えはあっさりYesでした。
@信頼 理由は8節に書かれています。 8節「わたしはそれが主のことばであると知った。」 だから買ったのです。エレミヤは住むことのできない土地を買います。これは未来への投資でした。いつか帰るんだ。いや帰れるんだと神様を信頼しているのです。
17節「ああ、神、主よ、あなたには何一つできないことはありません。」 エレミヤは神様に絶大な信頼を寄せていました。
ある映画にある人がいました。 彼は不況の中にいました。そして、その会社で重要な書類をも無くしてしまいます。 あまりの衝撃を受けました。そして、自分の道を閉ざそうとします。 そのため川に飛び込もうとしていたその矢先、彼の横である人が川に身投げをしたではありませんか。彼はあわててその男を助けました。 すると先に身投げをした男の人は羽が出なかった天使でした。(笑)
その天使は彼に彼がなくなったあとの家族の悲劇、同僚の苦悩を見せました。実は頼りにされている。愛されている。と・・・・
私たち人間はまさにここに登場する身投げをしようとした男の人のようです。 @あまりの衝撃にエレミヤのように祈ることができない。 Aあまりの衝撃に神様が見えなくなる。 Bあまりの衝撃に自分で道を閉ざそうとする。 Cある状況にあるとき、それしか見えなくなる。そんな心に支配される。
こんなとき、このように主に信頼して祈ればいいのです。 17節「ああ、神、主よ、あなたには何一つできないことはありません」
そんな神様が土地を買いなさいと私たちにも語りかけてくれる。 エレミヤの応答はYesでした。
A可能性 20節〜22節にはエジプトから救い出した神を思い起こしています。 ここに可能性があるというのです。
★過去もそうだったんだから、これからも助けます。
という可能性、メッセージが込められているのです。
2009年、神様が高津教会を守ってくださいました。 感謝祭、クリスマス祝会、また皆さんの体調を神様は守ってくださいました。 特に、小林さんの足の状況。神様は癒してくださっていました。 さらに、山本さんの胃。神様は癒してくださいました。
牧師、役員、教会学校、神学生、高津教会の全ての人々に神様は2009年、恵みを与えてくれました。
そうです。2009年を守ってくれた神は2010年も守ってくれるのです。
しかし、中には涙もあったでしょう。でもそれは私たちをイエス様に近づけます。 ⇒イエス様に近づくよいチャンスを神様は与えてくれるのです。 イエス様は全ての痛みを経験されました。イエス様だって経験したんだと私たちは理解することが許されています。
そうです。2009年を守ってくれた神は2010年も守ってくれるのです。
B真実 ★エレミヤの払ったお金は無駄になるかもしれない。
でも、神様から大きな約束がありました。また、神のもとに帰れるということです。 これが真実なのです。
エレミヤには後にエジプトで殉教をするという伝説があります。したがって、ユダの国が民に返されるという事実を知らぬ間に亡くなったといわれています。
でも、私たちには特権があります。
★「この世で終わり」ではないということ。
神様のものさしは長いのです。地上で見れなくとも天国で見れる特権にあずかっています。 神は、約束を果される。
だって・・ 17「ああ、神、主よ、あなたには何一つできないことはありません。」
最後に私達への注意が書かれています。 23節、24節:ここには神様に守られているにも関わらず、聞き従わない民が描かれています。
私たちは罪深いことに、神様から与えられている可能性を自ら消しているのです。
「世の中(人生)、そう甘くはないんだ。」 そうじゃない!!!!
確かに世の中は甘くはないかもしれないですが、私たち神様を信じているものとして、「神」という可能性に生きているものとして、神にできないことはないと信じようではありませんか。
いつも信仰の火は私たちの中に宿っています。 それは小さいものかもしれません。でも小さくたっていいのです。
★私たちは、その信仰の火を日々大きくするために、
17節「ああ、神、主よ、あなたには何一つできないことはありません。」 と祈ろうではありませんか。そこに真実があるのです。
2009年に頂いた可能性、信仰の火を持ってこの冷たい水のような世の中を共に歩もうではありませんか。 そこに真実を見ることができるのです。
恵みの洗礼式もあり、素晴らしいメッセージもあり。 自分は本当に素晴らしい教会に導かれているのだなと改めて実感しました。
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LAST UPDATE: 2011.04.02 - 22:55 |
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