☆聖書箇所 U列王記23:1〜3 1王は使者を遣わして、ユダとエルサレムのすべての長老たちを彼のところに集めた。 2王は、ユダのすべての人々、エルサレムのすべての住民、祭司と預言者、および下の者から上の者まで、すべての民とともに【主】の宮に上り、【主】の宮で見つかった契約の書のことばをすべて彼らに読み聞かせた。 3それから王は柱のわきに立ち、【主】の前に契約を結び、【主】に従って歩み、心を尽くし、いのちを尽くして主の命令と証しと掟を守り、この書物に記されているこの契約のことばを実行することを誓った。民もみなこの契約に加わった。
☆聖書のお話 律法の書を再発見しよう――伊藤大輔CS先生
おはようございます。それじゃあ、今日は幼稚園の人もいるし、高校生の人もいるので、なるべくみんなに分かるようにお話ししたいと思います。 タイトル、すごい難しいんですけれども、なるべくわかりやすくお話ししたいと思います。
「律法の書を再発見しよう」という名前を付けました。ではお話を始めます。 南王国の王さま、ちょっとだけ紹介しますね。4人紹介したい人がいます。 ヒゼキヤという王様と、マナセという王様と、アモンという王様と、ヨシヤという王様、この四人がいました。 ヒゼキヤ、これどんな王さまだったかと言うと、めっちゃいい王様でした。すっごい良い王さまでした。これ、あのCSで先週お話聞いたよね?ヒゼキア、これ良い王様。 次のマナセという王様、これだめな王さま。×を二つ付けました。 次アモンという王様、この王さま短い間だったんですけれども、あんまり良い王様じゃありませんでした。
【画面:南王国の王さま ヒゼキア〇、マナセ✖✖、アモン✖、ヨシヤ〇 神さまから連絡が来ているけれども、着信拒否する。】
そして今日お話ししたいのは、ヨシヤという王様です。今日の主人公、この人です。 マナセとアモンが何がダメだったかという話をしますね。 マナセとアモンが何がダメだったかというと、神さまの言葉を聞かなかった。全然聞かなかったというのが、すごい悪かったことです。 神さまから連絡が来ているんだけれども、それを着信拒否する、そんな感じです。
どれだけ酷いか、ちょっと言いますね。自分の子どもを、火の輪っかを考えてくれる? 火の輪っかの中に自分の子どもを飛ばして、「ジャンプしろ、ジャンプしろ」と飛んで、そしてそのままいけにえを捧げる、そういう宗教、結構怖いでしょう。だから、そういうのを普通にやっていたんですね。
さっき「着信拒否」って言葉を言ったんですけれども、最近私も「着信拒否」って経験があります。 その話をちょっとしておいて終わります。 皆着信拒否って知ってます? 着信拒否とは、電話かかって来ても、かかって来てないことになるということなんですね。 ちょっと実演しますね。 藤本先生なんですけれども、藤本先生の電話番号を、私着信拒否していたんですね。 なぜか分からないんですけれども、なぜかしていました。
「着信拒否するとどうなるか?」というと、こういうやり取りが全く来ません。 藤本先生が電話かけても、電話、鳴らないんです。 藤本先生がメール送って来ても、何も受け取らないんです。 例えば、「元気ですか?教会で待っていますよ」とすごい優しい言葉をかけてくれたとしますよね。
【画面:左半分に例として先生のスマホのショートメールか何かの画面を出して見せる】
で、こっちが【画面:右半分に自分のスマホ画面】僕の方のなんだけど、来ないんですよ。で、藤本先生が「明日話せますか?大事な話がありますよ」って言って来ました。僕の方には来ないんですね。
でも僕からは送れるんです。例えば、「いや、昨日はありがとうございました。藤本先生」って連絡をすると、こっちに届くんですよ。 だから藤本先生は、「あ、こちらこそ、楽しかったですね」とか返事してくれるんですけれども、こっちには届かないんですね。 ですから僕からすると、「あ、藤本先生って、連絡して返事くれないんだなぁ」って思っていたし、藤本先生からも、同じで「あ、連絡しても返事くれないんだなぁ」と思っていたんだと思います。
ほんとにすいませんでした。これ四年間、実は続いていて、最近発覚したんです。 ちょうど子どもが生まれたんで、藤本先生に電話したんですけれども、その時に、ま、藤本先生は「電話取らない派」なので、かけ直ししてくださるんですけれども、そのかけ直しが全然受けられなかったということがありました。
着信拒否って怖いんですよ。自分もやってみて思ったんですけれども、すごい申し訳なかったなと。知らなかったんですよ。悪気ないんですよ。わざと着信拒否にしようとか、そんな風に思ってなくて、ただ電話を取った時にどこか押しちゃって、着信拒否になってしまったんですね。 いくら連絡をくれたとしても、一つも届かないというのが、怖いなぁと思ったんです。
これからヨシヤ王の話をするんですけれども、ヨシヤ王の前のマナセ王アモン王というのが、着信拒否状態。 神さまから連絡が来ても、全然届かない、こんな状況だったんですね。
1⃣ヨシヤは聖書によると8歳で王さまになります。8歳の人いますか?あ、いるねぇ、 「王さまです。今日から王さまです。ありがとうございます。」 「今日から王さまです」って言われて、厳しいよね。嫌だよね。だけど、ヨシヤ王は8歳で王さまになりました。
2⃣歴代誌という所を見ると、こういう風に書いてあります。 「治世第8年」という風に書いてあります。「治世」というのは国を治めてから8年ということ。 ということは、8歳で王さまになったので、8+8=16歳。16歳の時に「信仰に生きる」と決めました。 「僕は神さまに従って生きていくんだ」――こういう風に決めたんですね。 16歳の人いますか?いますね。あ、高校生ぐらいか。あ、ありがとうございます。 「16歳、信仰に生きる」です、いいですか? 多分、今風に言うと、洗礼を受けてクリスチャンになる――そういう意味かも知れません。
3⃣ 次、各地の偶像を取り除き始める。 さっき言ったよね。違う神様を信じていたから、神さまの偶像を色んな所に建てていたんです、前の王さまがね。 前の王さまと言っても、お父さんとかおじいちゃんだけどね。 で、それを取り除き始めるのは治世12年です。治めてから12年だから、王さまになったのは何歳?8歳だよね。8歳から12年足すから、8+12=20歳 20歳のお友だちいますか?あ、ONさんですね。偶像を取り除き始めます。この時期に。はい。
4⃣ で、次です。各地の偶像を取り除いたら、今度はエルサレム、首都です。 エルサレムに戻って来て、神殿、ま、教会ね、教会、ぐっちゃぐっちゃだったんです。 今は教会当たり前だけど、十字架があるし、すごい綺麗に整っているでしょう。 だけど、その当時はそうじゃなくて、こんな所に偶像が置いてあったり、ぐっちゃぐっちゃだったんです。 で、そこを、「じゃ、エルサレムの神殿を修理しよう」という風に決めたのが、治世18年です。 何歳で王さまになったんだっけ?8歳だよね(笑)。8歳で王さまになりました。プラス18、8+18=26、オーケーすばらしい。26歳のお友だちいますか? あ〜あ藤本先生(笑)、伊豫部先生ですね、26歳。じゃあ、そろそろ神殿修理した方がいいかもしれませんね(笑)。 はい、ありがとうございました。みんなたまたまいて、よかったです。ありがとうございます。
で、ヨシヤ王が神殿修理に取り掛かります。これは26歳ですよ。 26歳の時に神殿の修理に取り掛かっていると、来るんですね。ここにいる弟子の人が来ます。 「王さま、大祭司ヒルキヤが、主の宮で律法の書を見つけました。」 「律法の書」ってメチャクチャ難しい言葉です。律法の書を見つけたんだそうです。 列王記の第二22章10節にこういう風に書いてあります。 「書記シャファンは王の前でそれを読み上げた」と。 「こんなことが書いてありましたよ、王さま」と読み出すんですね。 このちょっと難しかった「律法の書」って、何のことかと言うと「聖書」のことなんですね。
今まで着信拒否っていう話をしていたけれども、聖書を隠していたんです。 もしかしたら、隠していたわけではないかもしれない。もうぐちゃぐちゃだったから、聖書がどこにあるか分からない――そういう状態だったかもしれないです。 で、きれいにし始めたところで、「見つけました、聖書です!」と持って来たわけですね。 それを聞いたヨシヤ王は、どういう反応をすると思いますか?
「王は律法の書のことばを聞いたとき、自分の衣を引き裂いた」と、(U列王記)22章の11節にあります。 「切り裂いた」って凄くないですか?「衣」って何か分かりますか? 今はやる人、あまりいないですよね。 だけど、どういう意味かというと、すごく悲しんで、怒りながら泣いたという意味です。
ではなんで泣しんだか? 神さまが悲しんでおられるということが、悲しかったんですね。 神さまに従わないで、私たちは一体なんてことをして来たんだ! 自分のお父さんもおじいちゃん、勿論尊敬していたかもしれないよ。自分のお父さん、おじいちゃんだからね。 だけれども、「あ、そんなことやって来て」と、ほんとは大変なことをやっていたんだ、知らなかった、と思っていたんです。
神さまはず〜っと、聖書を通して、私たちに声をかけてくださっているんです。 「あなたのこと、こう思っているよ。こうしてくださいね。」 全部聞こえませんでした。律法の書がなかったから。 そして、これからどうしたらいいんだろうか? どうやって神様の思いで、生きていこうかって考え始めたんです。
それが今日の聖書の個所ですね。列王記第二の23章1節。 ちょっと難しいんだけど、読みますね。
1王は使者を遣わして、ユダとエルサレムのすべての長老たちを彼のところに集めた。
《すべての長老》ね。全員です。「みんな集めた」という風に書いてあります。 ユダとエルサレムのすべての長老を集めて、彼のところに集めた。 はい、(U列王23章)2節、こうです。
2王は、ユダのすべての人々、エルサレムのすべての住民、祭司と預言者、および下の者から上の者まで、すべての民とともに【主】の宮に上り、【主】の宮で見つかった契約の書のことばをすべて彼らに読み聞かせた。
【主】の宮に上り――ここからちょっともしかしたら、小学生には難しいかも知れませんね。 「【主】の宮に上り」って、何でしょう?宮ってどこですか?教会ですね。教会。 教会に上って、契約の書、何のことかっていうと、聖書です。 「聖書の言葉を彼らに読み聞かせた」――これ何でしょう?今ですよね。今、礼拝なんですよ。 第二列王記の23章2節に書いてあるのは、何かというと、礼拝したということです。 大変なことをしてしまった。聖書を、自分たちはず〜っと受け取ってなかった。どうしよう、神さま、どうすればいいですか? 御心を求めるのにどうしたかというと、先ず礼拝したというんですね。
神さまは私たちに聖書を通して、思いを伝えられるお方です。 聖書を通して言いたいことを言ってくださるお方なんですね。 今みんな今日ここに来てますけれど、共通点って何ですか? 学校?みんな違いますよね? 共通点って何かというと、教会ですね。聖書ですね。 聖書が共通点ですよ。 もしかして、聖書がなかったり教会がなければ、みんな一緒に会うことはなかったかもしれません。 私たちが一番大切にしている聖書、それに今日はもう一回みんな戻ってほしい、という風に思っています。
聖書には、神さまが私たちに告げたいことが沢山書いてあります。 毎日聖書を通して、私たちにそれを告げようとしてくださっています。 だから、聖書の言葉を着信拒否しないで、ちゃんと受け取ってほしいんですね。
ヨシヤは結構大変な時代に生きましたよ。 王さまという使命を受け取ったのが、8歳でしょう。 そこから隠されていた律法の書を取った時に、神さまの言葉、すっごい感じた。ビンビンに感じたんですよ。 あ、大変だった。神さま、こんなことをず〜っと言ってくれていたのに、自分は何なんだ! これまでの罪が示されて、悪かったことが分かるようになって、このままではまずいと悔い改めをして、礼拝をして、主の前に契約を結んで、聖書の言葉を実行する、ということを決めて行きます。
神さまが私たちに持っている計画というのは、どういう計画でしょうか? 実はみんなここにいる一人一人に、神さまは計画を持ってます。 神さまは一人一人に計画を用意しているんです。 その計画が分からない時って、結構あります――神さまはどういうことを思っているのかなぁ? 私に何をやってほしいのかなぁ?と。 なんで分からないかというと、みんながみことばを聴きにくいからだを持っているからではなくて、もうあり過ぎているからだと思うんです。 すっごい神さまの計画は一人一人に沢山あって、もうそれをどういう風に受け取っていいのか分からないというのが人間かも知れないです。 そんな時に神さまは、「いや多すぎてできません」(という私たちに)「いや、そうじゃないよ。できるから計画しているんだよ」という風に、私たちに声をかけてくださっています。
ヨシヤ王も結構苦労しましたよ。 だって、お父さん、おじいちゃんが作ったものを全部壊さなきゃいけなかったんです。 そうでしょう?それをやらなきゃいけないという使命は、すっごい辛かったかもしれない。 でも神さまは、「あなたならできる」って思って教えてくれたし、そして行動させてくれたんですね。
そしてヨシヤ王のことを見てみますね。【※画面にみことば。《 》は強調の個所】 <U列王記23:3> 3それから《王は》柱のわきに立ち、【主】の前に《契約を結び》、【主】に従って歩み、心を尽くし、いのちを尽くして主の命令と証しと掟を守り、この書物に記されているこの契約のことばを《実行することを》誓った。民もみなこの契約に加わった。
みんな連れて行きましたよね。教会にみんな連れて行きました。 それで聖書のお話をしました。 それで、王さまがまず契約を結んだんです。いいですか? 皆が契約を結んだんじゃなくて、王さまがまず契約を結びました。 で、次は王さまが「主に従って歩み、心を尽くし、いのちを尽くして主の命令と証しと掟を守り、この書物に記されているこの契約のことばを実行することを誓った」って書いてある。 みんなが誓ったんじゃない。ヨシヤ王が誓ったんです。 するとどうなったかというと、「民もみんなこの契約に加わった」と。
そう、だからね、今日皆にやってほしいことは何かというと、 先ず《神さまからもらった言葉を聞いて、応答してほしい》という風に思います。 「応答」っていうのは答えることです。 神さまが私たちにくださっている言葉、計画を「わかりました。神さま、やってみます」――こういう風に応答することが先ず大事だという風に思っています。 みなが一斉にやればよかったんだけれど、そうじゃなかったです。 ヨシヤ王は自分がまず契約を結んで、「神さま、誓います」という風に言いました。 そういう人になってほしいんです。 皆がこれから学校に戻って行ったり、家庭に戻って行ったりすると思うんですけれども、《神さまから与えられた言葉、それに応答する、まず最初の一人になってほしい》んです。 そうすると、さっきも出て来た「民のみんながこの契約に加わった」となって行きます。
僕も同じなんです。ヨシヤ王がこんなことをやっていて、自分がまず契約を結んで「一生懸命やるぞ」って誓った、その熱い思いを見て――ここには当時いないんだけれどもね、今ここにいるからね、当時ここにいないんだけれども――でも「この契約に加わりたいな」って思いました。 僕たちも「ヨシヤ王がこんな風に先ず一歩踏み出してくれたので、同じように、契約に加わろう」と思ってほしいし、 「神さまの言葉、それを実行します」と、《難しいことなんだけれど、神さまが一緒にいるからできる》と思って契約に加わると、学校のお友だちも、家庭の人たちも皆この契約に加わりたいと思ってくれると思います。
☆一言お祈りをいたします――伊藤大輔CS先生 天にいらっしゃいます父なる神さま、聖書に戻ることができるように助けてください。私たちは聖書が見えますけれども、この聖書を毎日読んでいないかもしれません。読んだ時にその使命がわかるようにしてください。そしてそれを実行することができて、周りの人たちもそれに加わっていくことができるようにしてください。こんなに素晴らしい契約、律法の書を与えてくださってありがとうございます。この祈りを主イエス・キリストの御名で祈ります。アーメン。
※ほかに藤本牧師夫妻の絵話しも面白く拝聴いたしました。お祈りも含めて礼拝の全部は「聖日説教」の方でご覧いただけます。
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